断熱性
全室冷暖房の場合のランニングコスト比較
全室冷暖房のランニングコストの比較は、住まい方の違いや冷暖房温度の好みの違いで異なる面があり、 一概に決められませんが住宅性能が大きく関係してきます。 気密・断熱性能が悪い時代には、全室冷暖房などとても考えられることではありませんでした。 我が国でも戦後、欧米から冷暖房装置が輸入され、一部の金持ちの間で、セントラルヒーティングが流行しましたが、 気密・断熱に関する基本的な考え方が抜けていたために大変なお金がかかる家として敬遠されてしまいました。
したがって、暖房にしても冷房にしても全室冷暖房という考え方ではなく、 個別に暖冷房する方式が定着してきたのです。 個別暖房器具や、クーラーなどが家電の主流を占めているのは、そのような過去の歴史があったからです。 そして今、住宅性能が格段に向上した結果、高断熱・高気密住宅の全室冷暖房と、 性能が悪い一般的な住宅における個別冷暖房とでは、各地の実測データーから約3倍もの差がついています。 戦後の夢であった、欧米風の全室冷暖房の住宅は、住宅性能が欧米並に格段に向上した現在、 省エネルギーで健康的な住宅として冷暖房コストも従来の住宅の三分の一で済むといわれる住宅として実現しました。
「ソトダン&ウインドシステム」は、欧米並の快適性を保証する省エネルギー住宅でもあるのです。