気密性能が悪い場合の壁体内結露
気密性能が悪いと、室内の水蒸気が壁体内に入り込んでしまいます。 それが断熱材の外壁側に達するにしたがって冷やされ、最終的には露点温度に達し、結露を起こしてしまうのです。
壁体内結露が住宅の寿命を短くするわけは
断熱材の中に侵入した水分がまるで濡れ布団のように、構造材をぬらし、 そこにシロアリや腐朽菌が発生してしまいます。 木材がシロアリの食害や腐朽菌によって腐るので住宅寿命は、当然短くなってしまいます。
気密性能の計算方法
気密性能の表し方
床面積1m²当たりの相当隙間面積を示しており(C)で表示する(単位:cm²/m²)
単位相当隙間面積(C)[cm²/m²] = 総相当隙間面積(αA)[cm²] ÷ 実質延べ床面積[m²]
実質延べ床面積(m²)とは建物の内部に含まれる吹き抜け、小屋裏、基礎断熱の場合の床下などの気積の概略を2.6mで割って床面積に換算し、床面積に加えたもの
気密性能の測定方法
気密性能の測定には、室内を(+)圧にする加圧法と(-)圧にする減圧法の2種類あり、一般的には減圧法で行います。
減圧法
室内を減圧し、空気が屋外から室内側に流入するようにして測定する方法。
相当隙間面積[cm²]≒0.7×( 圧力差1mmAg時の通気量[m³/h])
住宅の性能を上げるために・計画換気「ソトダン&ウインドシステム」の特長
冬暖かく、特に足もとが暖かい。
板の間をスリッパなしで過ごせます。
廊下やトイレ、風呂場も寒くない。
居室との出入り時、ヒートショックの心配がありません。
夏暑くなく、湿度が低くカラッとしている。
冷房温度を2〜3度高めに設定出来るので赤ちゃんにも優しく、又冷え過ぎないので就寝中も安心です。 梅雨時でもジトジトしたうっとうしさから開放されます。
結露の心配がなく、カビやダニが発生しにくい。
屋外のほこりや花粉の侵入を少なくします。
アトピーやアレルギーの症状が、軽くなったりよくなった事例が報告されています。
遮音性能が高く、外部の騒音が気にならない。
ピアノやカラオケなど室内の音も漏れにくい。
熱ロスが少ないので、ランニングコストも低く押さえられます。
普通の住宅で24時間冷暖房した時と比べて、おおよそ1/2(冷房)〜1/3(暖房)の経費です。