くつろぎの家・F邸 (株)松井建設
CASBEE-戸建ての評価結果(自己評価)
環境性能を高めるための主なポイント | |
---|---|
総合的な工夫 | 「お子様も独立され、ご夫婦2人で快適に、くつろいで生活の出来る家づくり」、「高気密・高断熱化を図りながら、自然エネルギーを十分に活用した家づくり」、「奥様の趣味であるガーデニングを生かした緑あふれる家づくり」を目指した。 |
室内環境を 快適・健康・安心に するための工夫 |
断熱・気密性能は省エネ等級4による外張り断熱工法の採用により熱負荷の低減をはかる一方、全ての居室は2方向開口とし通風・排熱経路を確保している。建材のVOC対策については、適切な換気計画を行い床に無垢材・壁には自然素材の塗り壁とし、調湿建材を用いるなど、空気質に配慮している。防犯上重要な外部建具にはシャッター・面格子を設置し、防犯対策を行っている。品確法耐震等級3などによる構造躯体、外壁材、屋根材とも耐久性に配慮した材料及び、工法を採用している。 |
長く使い続けるための 工夫 |
寝室の2部屋以外はさまざまな使い方が出来るように、LDKと和室及び、2階洋室を一つの大空間としての機能と、建具・階段を用いての独立性を確保出来る計画を行った維持管理体制についてはNPO法人愛ホームサークルによる年一回の点検を行い、家歴書・定期点検報告書の作成及び管理を行う総合的な体制を整えている。 |
まちなみ・生態系を 豊かにするための 工夫 |
既設の高木(もくれん)を中心とした緑豊富な植栽計画とし、野鳥などの餌場・隠れ場としての空間を提供し、外構面積の50%以上の緑化面積を確保した。 |
エネルギーと水を 大切に使うための 工夫 |
をふまえた設計段階での提案。便所・浴室他に節水型設備機器・食器洗い洗浄機を採用して水の浪費を防いでいる。パッシブ的手法を取入れた建物計画及び設備計画オール電化として給湯、家電、照明はエネルギー効率を最優先にして採用した。 |
資源を大切に使い ゴミを減らすための 工夫 |
外装材、内装材とも、下地材に省資源・廃棄物抑制に役立つ材料を用いている。生産段階はゼロエミッションを達成している工場(プレカット工場)で加工し、施工段階においても廃棄物削減・リサイクルの促進に寄与している。 |
地球・地域・周辺環境に 配慮するための 工夫 |
生活ゴミの分別ストックスペースを設け、生ゴミによる堆肥の生産を行い趣味であるガーデニングに利用を行う。既存の緑地面積を極力保存し、敷地外への熱的な影響を低減している。建物の開口部やエアコンの室外機設置については、近隣に対しても配慮。 |
その他 | 郊外の閑静な住宅地に立地している。敷地の広さにも恵まれ、敷地内緑化の取組がスムーズに行えた。 |